2013年12月13日金曜日

CentOSにJREをインストール

Java(JRE)をインストールしてみます。
CentOSにデフォルトでついてくるOpenJDKではなく、OracleのJREを入れます。
開発はしないのでJREでいいよねってことで。

また、JREを複数のバージョンをインストールして切り替えられるようにします。

まずは、下記サイトからJREをダウンロードする。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

で、インストール。
# rpm -ivh jre-7u45-linux-x64.rpm

使用するJavaを選択します。
# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/default/bin/java 17045
第一引数が実行するリンクを指定、第二引数が登録対象のグループを指定、第三引数が実際に実行するコマンドのパスを指定、第四引数が優先度を指定する。
17045は、JRE1.7.0_45なので「17045」とした。

次に、使用するJavaを指定します。
# alternatives --config java

1 プログラムがあり 'java' を提供します。

  選択       コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1           /usr/java/default/bin/java

Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:1
使用したいJavaのバージョンを指定して、Enterをクリック。

最後に、「java -version」でそれが指定されたか確認。


参考HP様
http://d.hatena.ne.jp/necoyama3/20110505/1304587888
http://www.aishinsys.co.jp/wordpress/?p=551

2013年12月9日月曜日

Apache2.4をCentOS6.4にソースからインストール

Apacheをソースからインストールしてみる。
本来chekcinstall入れたんだから、RPM化しろよ!って話だけど、今回はソースから入れるお勉強と言うことで。

インストールに際していろいろ調べてたら、Apache2.4系から2.2系とは入れ方が若干異なるんだってさ。
Apache Portable Runtim(APR)ってのを入れなくちゃいけないんだって。
なので、まずはAPRとAPR-utilがインストール済みか確認。
# rpm -qa | apr
apr-util-ldap-1.3.9-3.el6_0.1.x86_64
apr-1.3.9-5.el6_2.x86_64
apr-util-1.3.9-3.el6_0.1.x86_64

上記のように出てきたら、aprもapr-utilもインストール済み。
でも最新版のAPRとAPR-Utilを使わないとうまくいかない場合があるみたいなので、アンインストールします。
アンインストールしようと「rpm -e apr」をやろうとすると、依存性エラーでアンインストールができません。
仕方なく、startxでGUIを起動し、そっちからアンインストール(GUIでやれば、依存性のある物も一緒に消してくれるみたい)
かっこわりー。

で、最初にopenssl-develをインストール
# yum -y install openssl-devel

次に、https://apr.apache.org/download.cgi から、APRの最新版をダウンロード&解凍
# wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/apache//apr/apr-1.5.0.tar.gz
# tar zxvf apr-1.5.0.tar.gz

解凍したAPRをインストールします。
# cd apr-1.5.0
# ./configure --prefix=/usr/local/apr1.5.0
# make
# make install

次に、APR-utilをダウンロード&インストールします。
最新版はAPRと同じページから取得します。
# wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/apache//apr/apr-util-1.5.3.tar.gz
# tar zxvf apr-util-1.5.3.tar.gz

インストール!
# cd apr-util-1.5.3
# ./configure --prefix=/usr/local/apr-util-1.5.3 --with-apr=/usr/local/apr1.5.0
# make
# make install

あと、PCREとか言う物もインストールが必要みたい。
ftp://ftp.csx.cam.ac.uk/pub/software/programming/pcre/で最新版を探してDL&解凍します。
# wget ftp://ftp.csx.cam.ac.uk/pub/software/programming/pcre/pcre-8.33.tar.gz
# tar zxvf pcre-8.33.tar.gz

インストール!
# cd pcre-8.33
# ./configure --prefix=/usr/local/pcre-8.33
# make
# make install

https://httpd.apache.org/download.cgiで、最新版Apacheをで調べて、ダウンロード&解凍します。
# wget http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/software/apache//httpd/httpd-2.4.7.tar.gz
# tar zxvf httpd-2.4.7.tar.gz

Apacheをインストール!
# cd httpd-2.4.7
# ./configure \
--prefix=/usr/local/apache2.4.7 \
--enable-so \
--enable-ssl \
--enable-rewrite \
--with-apr=/usr/local/apr1.5.0 \
--with-apr-util=/usr/local/apr-util-1.5.3 \
--with-pcre=/usr/local/pcre-8.33 \
--with-berkeley-db \
--enable-dav

上記のオプションは、
・prefixでインストール先を指定
・DSO, SSL, mod_rewrite モジュールをApacheに組み込み
・with-apr, with-apr-util オプションは、APR, APR-utilがインストールされているディレクトリのパスを指定

で、次にいよいよApacheインストール。
# make
# make install

これでApacheのインストールは完了!

次は設定。

User apache       #ユーザーをapacheに
Group apache      #グループをapacheに

ServerAdmin hostmasnter@example.com #サーバーアドミンのコメントを外して、適当なメールアドレスにする

ServerName example.com:80   #サーバーネームのコメントを外して、そのサーバのドメインにする

最低限、上記の設定で動くはず。
最後に起動!
# /usr/local/apache2.4.7/bin/apachectl start


次にOS起動時にApacheが自動起動するように設定します。
まずは起動スクリプトの編集。
# vi /usr/local/apache2.4.7/bin/apachectl
↓2、3行明に以下を追加
# chkconfig:345 91 91
# description:Apache Boot

apachectlをinit.dにシンボリックリンクを張ります。
ln -s /usr/local/apache2.4.7/bin/apachectl /etc/init.d/httpd

自動起動するように設定
# chkconfig --add httpd

もし「It's Work!」が見られない場合、ファイアーウォールとSELinuxの設定を見直してね。

次はSSLの設定をやってきたいと思います!


参照HP様
http://apache24.jugem.jp/?eid=2
http://blog.jicoman.info/2012/12/apache_source/
http://plaza.rakuten.co.jp/zhenwu/diary/201207220000/